F-Garage’s blog

趣味で洋服屋さんをしております。

本日の言葉  2021年8月10日        大燈国師&白隠禅師の連句


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今回は



個人的に



とても好きな言葉



君看よ双眼の色
語らざれば憂いなきに似たり


BY

白隠禅師



この


言葉の解釈は色々とあると思う。


どのように


思うかは人それぞれでしょうから、思うように解釈されえて良いと思う。


そこは


自由に


僕は、、キラキラした澄んだ目


その


目で訴えられた記憶が強く残っていて



そこにある



言葉にできない深い思いを想像すると



今でも



胸が苦しくなる。。



人だけでは無い



動物も一緒ですよ



色々な目を見てきた記憶がよみがえります。



ちなみに



この言葉には先の言葉がございます。



千峯雨霽露光冷
(せんぽう あめはれて ろこうすさまじ)

BY

大燈国師



その目の思いに対して


今ある景色が、、そうであればと強く思います~★



しかし



鎌倉時代



大燈国師の”千峯雨霽露光冷”



に対して



江戸時代に



”君看よ双眼の色”
”語らざれば憂いなきに似たり”





続いた



白隠禅師の凄み



時代を超えた言葉の凄みですよ。。



何を思って出た言葉なのか、、



解釈は色々ですが



古典は1つの言葉が持つ意味が深いので



その精神世界へ



思いをはせるのも楽しいですよ~★




※言葉の解釈の1例
(分かりやすいのをお借りしました)

「千峯雨霽露光冷」
見渡す限りの山々の草木に、雨上がりの露が光り輝いている

「君看よ双眼の色 語らざれば憂いなきに似たり」
その目を見てごらんなさい。何も言わなければ憂いなど無いようにみえるだろう
語らないのではない。語れないほどの深い悲しみがあるからこそ、その瞳は澄みわたり光り輝いているのだ。
それは、悲しみの涙を流したあとの輝きである。

↑を禅の世界を表した解釈として
風が吹こうが雨が降ろうが、切り倒されようが踏みにじられようが、自然はなにも言わず、すべてを受け入れている。
その姿は強く、たくましく、美しい。そんな大自然のありようを表したもの。